電人茶房

♪ざぼーが♪が適当な日常(ライブ観覧や映画鑑賞したこと)を語る、なんてことないブログ

映画の感想まとめ

みなさん、クリスマスはいかがお過ごしですか?私は映画を見てましたよ。
というわけで、2013年12月に観た映画の感想なんぞを。一部ネタバレ失礼。

BAYONETTA Bloody Fate

新宿バルト9で千秋楽スタッフトークショーっていうのがやっていたので、観に行くことに。

トークショーでは下記4人が登壇されていました。

  • 木崎文智(監督)
  • 島崎麻里(キャラクター原案)
  • 横山愛(キャラクターデザイン)
  • 麻衣(主題歌担当 歌手)

横山さんはなぜかマスクをかぶって登場。(途中から苦しくなって脱いだ)

最初は「顔出しNGの方なのかしら?」と思いましたが、ご本人いわく「13日の金曜日だから」だそうです。
話によると、マスクをかぶって出演するのは横山さんのお約束(?)らしく、以前のトークショーでも別のマスクをかぶって出てきたそうです。

木崎監督のディレクションについての話では、監督自身からあれこれお願いするのではなく、コンセプトを説明してあとはお任せするというやり方で作られていたようです。

とはいえ木崎監督からは、「できるはず」と思って担当者の上限を超えるような質や量のお願いをするので、頼まれる方からすると「(断れないし)怖い」みたいな話になっていました。

作画については、冒頭のステンドグラスのデザインの話で初校から半分以上変更したという話がありました。

キャラクターデザインについての話では、印象的だったのは横山さんの「セレッサの顔が可愛く描けなかったと思っていたのに、アフレコして声が付いたら可愛くなった」というところでしょうか。

おそらく、自分で描いているうちに主観的に見ていたものが、声がつくことで客観的に見られるようになった(手放せた)ということかなと聞いていて思いました。

麻衣さんの話では、楽曲を作るにあたってベヨネッタのことを知るために、まず監督と話をする機会を持たれたそうで、いろいろ話を聞いた結果「おまかせします」という話になったそうですが、木崎監督のやりかたを考えると、思いを伝えた上での「おまかせ」ということかなと思いました。

エンディング曲も最初はバラード調の曲を提出したらしく、木崎監督によるとその案もよかったそうなのですが、麻衣さんのベヨネッタに詳しい友人(子供)からのアドバイスをもとに今のダンスミュージック調に変更したそうです。映画の終わりのシーンから曲につながることをイメージしたとか。

たしかにエンディングのイラストにあわせてバラード調でしんみり終わるのもありですが、最後の決め台詞からのつながりでかっこよく終わったのはよかったと思いました。

あと、登壇者に「好きなキャラクターは?」という質問がありましたが、中でも印象的だったのは木崎監督の「三角木馬」。ゲームのプロデューサー(?)も同じ意見らしい。ゲームで出てくるモノとはいえ、作中でもかなり印象的な使い方をされていましたし、なんとなく納得してしまいました。

というわけで、トークショー自体は面白かったのですが、トークショー目的で最前列の席にしたら、映画を観るときには上を向かなければならず、無理な体制で観ていたので、このあとしばらく首と腰の痛みで悩まされました。

来場者特典は「ジャンヌ」の生写真風ブロマイドでした。
ちなみに横山さんの話によると、「ベヨネッタ」のブロマイド(該当箇所のカット)では、木崎監督に内緒で書き込んでいた乳首が見えるらしいです。

ブロマイドが貰えなかった人は「Blu-ray買ってチェックしてね!」だそうです。


ゼロ・グラビティ

観に行った映画館でやたら予告編を映画館で流れていたのが印象的だったのですが、それでも当初は観に行こうとは思っていなかったです。

それでも行く気になったのは、Twitterのフォローしている人からの賞賛するツイートを見ているうちに「実は面白いのかなあ」と思い直して、結局観に行くことにしました。

結果から言うと面白かったです。

出演者はほぼ2人という中での、宇宙空間から地上に帰還するまでのスペースサバイバル(?)な話だったのですが、どんどん話に引き込まれていくというか、映像的にも素晴らしく、観ている自分がさも宇宙空間にいて事件に巻き込まれたような錯覚すら覚えます。

それはカットが少ない撮影技法が取られていたことによるものでもあり、そのために見ていて軽く3D酔いしたりしました。しかし、それが演出の妨げになっているわけではなく、どちらかというと主人公の視点で風景を見える瞬間が発生するからです。

というか無重力の宇宙空間を表現するために画面も結構グルグル回るんですよね。
なので、これから観る人はより楽しむためにも体調を整えて観た方がよろしいかと。

まあメインが宇宙での話なのでしょうがないんでしょうけど、映画のタイトルの「ゼロ」って要らない気がしました。詳しく説明するとネタバレになるので説明は避けますが、エンディングで原題の「Gravity」ってタイトルロゴが出たときに納得してしまったというか。

あと個人的にはパンフレットは観終わってから読むほうが良いと思います。
パンフレットで掲載されている解説などが映画で見落としていた部分を補完してくれるような感じの内容になっていますので。


「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」

懲りずに来場者特典のカード欲しさに観に行ってしまいました。

12月24日のクリスマス・イヴに。

ここまでくるとマミさんのニューイヤーカードも欲しいけど、大晦日は予定が入っているので難しいかなあ。
上映時間が早ければいけるかもしれないですが、いやはや。

BAYONETTA Bloody Fate 豪華特装版[初回生産限定] [Blu-ray]

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