映画の感想まとめ
11月に入ってから観た映画の感想なんぞを。一部ネタバレ失礼。
「タイガーマスク」
最初は観るのを迷っていたのですが、映画館で観なければ一生観ないかもと思い、観劇を決意。
しかしながら、決意した時期が遅くなったために観に行く事にした予定日での上映館が少なく、遠出することになりました。
ここ最近の漫画・アニメ原作の映画でよかったと思えるものがなかなかなかったので、正直あまり期待せずに「いいとこ探し」みたいな気分で観に行ったのですが、意外や意外。結構楽しめました。
たぶん「プロレス」を意識しないで観たのがよかったんじゃないかなと思います。いわゆる「変身ヒーローもの」を観に行く感じといいますか。
マスクをかぶって変身することにより潜在能力を限界以上に引き出すという設定のおかげで、主演男優さんたちの華奢な肉体(ひ弱というわけではない)が変化することに違和感を感じませんでしたし、戦いのシーンでも格闘技だけで戦ってくれるので、近年の特撮ヒーローものでありがちな特殊効果バリバリの武器や必殺技もなくて、いわゆる昔の特撮ヒーローものを見ているような安心感がありました。
正直「プロレス」だなあと思ったのは、地下闘技場でのアナウンサーにいわゆる本物(辻よしなりさん)を起用していたところぐらいです。
観終わった後、謎の安堵に襲われました。「これだよ、こういうのが見たかったんだよ」みたいな気持ち。(伝わりづらいですかね)
後で内容を思い返せるようにと、素直な気持ちでパンフレットを購入することができましたし。
もちろんツッコミどころはあります。
- 「虎の穴」の教官は、美人ばっかりが揃いすぎだろ!(というか男性がいない)
- 弱肉強食な世界のわりに、やさしく諭されるとか優遇されすぎだろ!
- 食事もサプリを支給するとか肉体改造を推進しているわりに、華奢な闘士になりすぎ!
- ファイトマネーが封筒で現金支給ってなんか生々しいな!
- ファイトマネーの使い道が「ゲーセン」「クラブ(ディスコ)」ってのはどうなの?
- ミスターXの目や髪型は仮装なの?(地下闘技場だと普通の哀川さんになる)
・・・とか色々。
もう上映期間は残りわずかだと思いますが、キャストに嫌いな人が出ていなければ、わりとおすすめな内容でした。
実は「ベヨネッタ」のゲームってやったことがなくて。
知っていたのは、キャラクタービジュアルなどのなんとなくの情報ぐらいでしょうか。
しかし、ニコ生の「電波諜報局」で、映画「ベヨネッタ」について主演の田中敦子さんが告知していたのをきっかけに、映画の上映期間が2週間限定っていうこともあり、勢いで観に行きました。
「昔の記憶を持たない魔女が、自分の過去を取り戻しながら課せられた運命と戦う」というストーリー自体はシンプルなものでした。
見どころはアクションとお色気ですかね。
ゲームの雰囲気をなるべく忠実にかつアニメならではの演出を加えて出しました!って感じの映像でした。
絵もセリフ回しがともかく「エロい」。
私的にはもうちょっとガンアクション(映画「リベリオン」のガン=カタみたいな)のシーンが多いとよかったのになあと思ったり。
少ないわけじゃないんですが、ただ撃ち合いをしているだけに見えるシーンもあったので、バレットアーツらしく組手というか体術っぽいところをもっと見たかったなあと。
ちなみに来場者特典のクリアポスターの絵柄は「ジャンヌ」でした。
「PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth」
「ペルソナ3」は一応、ゲーム自体はプレイ済み。
ただしプレイしたのが数年前なので記憶があやふや。
しかし、「ペルソナ4」も含めて好きなゲームだったので観に行きました。
初日に行ったので、グッズコーナーが盛況でしたね。
タペストリーなんかは夜には無くなってたし。
お話は第1章ということで、主人公が学園に転校してきて事件に巻き込まれる(タルタロス攻略のメンバーになる)ところから、中ボスの大型シャドウ(敵)を仲間の協力を得て倒すところまでです。
まだ序盤ということもあり、「ペルソナ」の設定が飲み込めているならば、普通に物語の世界に入れると思いました。
でも、そこがわからないと単なる学園ファンタジーものみたいにしか見えないんじゃないかなあとか思ってみたり。
合間合間のカレンダーもゲームをやっていないと意味不明だろうし。
それにしても「ペルソナ」シリーズは、映画に限らないですが目黒将司さんの曲がいいですね。
このあたりはゲームをやっている人の役得という感じでしょうか。
映画の主題歌もいい感じだったのでCDが出たら買っちゃうかも。
しかし、最終的に何部作になるのか分からないですが、第2章は来年の夏にやるそうで。
この「ペルソナ3」に限らず、1回で終わらないOVAみたいなアニメ映画が最近増えてきた気がします。
元が長編なので1回にまとめるのが難しいのも分かりますが、もうちょっとなんとかならないものですかね。
続きが気になるのに期間があくから前の記憶がもたないからなあ。正直、お金もかかるし。
レンタルビデオ屋に並ぶのを待った方がいいのかなとか思っちゃいます。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」
来場者特典が目的になっているとはいえ、また観てしまいました。
かれこれ6回ほど見ています。おかげでこれだけの来場者特典を入手しています。
- 色紙2枚
- ポストカード1枚
- フィルム2枚
そして6回目では「100万人動員記念のスペシャルカード」をゲット。
スペシャルカードですが、表のまどかと裏のほむらで1枚になっているところが、[新編]ならではのサービスというところですかね。
これ以上はさすがに映画館で観ることはない・・・はず。