電人茶房

♪ざぼーが♪が適当な日常(ライブ観覧や映画鑑賞したこと)を語る、なんてことないブログ

映画の感想まとめ

2013年10月〜11月に観た映画の感想なんぞを。一部ネタバレ失礼。

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」

テレビアニメを見て、劇場版の前後編を見て、そして新編・・・という流れで見ているので作品への思い入れもありましたし、その流れでの新作ということで楽しみにしていました。

そんな思いもありつつ、ネットでネタバレしたら大変だと思い、初日に観に行きました。
もちろん、来場者特典の色紙も欲しかったのもありますけど。
(ちなみに初日では「アルティメットまどか」が貰えました)

初日に観に行って大正解。

前情報を仕入れず観に行ったおかげで余計なことを考えずに素直に観られたし、物語が2度3度とひっくり返る展開に放心状態になりつつも、エンディングで「君の銀の庭」を聴いてほろりとしてみたり。(エンディングでの光のシルエット(イルミネーション?)だけのアニメーションが曲に合っていて良い雰囲気なんです)

なので、ネット界隈で使用前/使用後みたいな写真が広まっているのを見たとき「なんで?」と思いましたし、友人に「ヤンデレ」と評されたときも「まどかの本音を聞いたほむらの行動を、そんな狭い括りに入れないで欲しい」と本気で思いました。

映像としても全体的にアニメーションとしてかなり高度なものだったんじゃないかと思います。
魔女やナイトメアの演出はもちろん、魔法少女への変身シーンひとつ取っても、バンクを使わない(そういう作品でもないけど)劇場版ならではという感じでしたし。

結局何度も観に行ってしまいましたが、Blu-rayが出たら買おうと思います。
ていうか、テレビシリーズと前の劇場版は、映画を観たその日にANIPLEX+(アニプレックスプラス)で注文しちゃったよ。

そういや劇場版のサントラって発売されるのかなあ。して欲しいところですけど。

小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜」

正直、ノリで観に行きました。
原作は未見、テレビアニメもZAQさんの主題歌が好きで飛び飛びで見ていただけです。

友人には「総集編だから観なくていいんじゃない?」と言われていたのですが、逆にその方が総集編を楽しめるんじゃないかと思ったことと、上映していた映画館のポイントが貯まっていて無料で1回見れる状態だったで観に行く決心がつきました。

感想としては「良くも悪くも総集編ですね」という感じでした。

とはいえ、劇場版でのプラス要素のシーン(はじまりと終わり部分)は圧巻でした。
冒頭の結婚式のシーンなんて、よくもまあここまでベタな展開にしてくれてありがとう!って感じです。
福山潤さんの声がまたピッタリで、ダークフレイムマスター(勇太)のセリフに説得力というか迫力を与えていて、これまたよかったです。個人的には「コードギアス」のルルーシュのイメージが強いけど、こういう役をやらせたらカッコイイ方なのです。

・・・と、感想とは関係ないですが、この映画を見た後に「まどか☆マギカ」の映画を見に行きました。

だって、この映画への移動中にTwitterを見ていたら、新宿バルト9で「来場者特典の色紙の配布がまだやってます」って言うんだもの。しかも「明日には無くなるかも」とか書いてあるし。そりゃ行きますよ。
このとき入手したのは「まどか&ほむら」の色紙。行ってよかった。

男子高校生の日常

アニメで知って、原作漫画を全巻購入したこともあり、映画化を知って喜んでいたのですが、実写なので不安はありました。

残念ながらその不安は的中。

実際、原作を忠実にやっちゃうとたぶんミニコント集になってしまうとは思います。しかし、原作にない部分をやったときに、男子高校生のシャイな部分が全面に出そうという演出になってしまってダルイ展開になったのはとても残念。これは致し方がないのかなと途中で原作ファンとして楽しむことをあきらめました。

とはいえまったく面白くなかったわけでもなく、原作にないところでも小ネタで笑うところもいくつかありましたが、残念ながらそれを吹き飛ばすダルイ展開に途中疲れてしまいました。

なかでも一番ショックだったのは、文学少女との邂逅シーンが「海辺」だったこと。

学校帰りの川べりで「風使い」のやりとりをやるから面白いのに。しかもヒデノリのモノローグもないので、ただ「海辺で面白いセリフをしゃべる二人」みたいになっていたのは残念。
タダクニによる「コンビニのポテトが半額」のオチもなかったし。

あと、主役クラスの役者しか見分けがつかないのも困りました。
正直、女子高生側のキャストの見分けが全然つかなかったです。

演者のキャラが立っていた文学少女は別として、りんごちゃんとヤナギンも名前でしか区別がつかないし、羽原もいたような気がするけど、シーンが変わるとどこにいるか分かりません。

今更ながら、漫画における髪型やメガネなどの「記号」の重要性が今更ながら痛感しました。