電人茶房

♪ざぼーが♪が適当な日常(ライブ観覧や映画鑑賞したこと)を語る、なんてことないブログ

映画の感想まとめ

ブログを更新を続けるといいつつ、またしてもサボってしまいました。
Twitterをやっている事もあって、ちょっとしたことだとそっちに書いちゃうんですよね。

というわけで、Twitterでも書いたけど、今月観た映画の感想なんぞをまとめて書いてみようと思います。一部ネタバレ失礼。

ワールド・ウォーZ

タイトルの「Z」を「ゾンビ」ということを言うことを知らずに観に行った人もいるんじゃないかと思いますが、ゾンビ映画の大作です。
何がすごいって、群れをなしたゾンビが走って襲ってくるんです。これがなんとも衝撃的でとにかくこわい。
しかも数でモノを言わせます。ものすごく高い城壁だって、わらわらとゾンビ達が積み重なって乗り越えちゃうんだから!

さらにゾンビの増え方がこれまたすごくて、噛まれてから12秒で発症します。そしてそれが爆発的に世界に広がって行くというなんとも言えない設定になっています。

主軸としてはゾンビの対策というか解決方法を探しに主人公が世界を奔走するのですが、その経緯も突っ込みどころ満載でゾンビ映画ではない楽しみ方もできます。どんだけ主人公は有能で幸運の持ち主なんだよ!みたいな。

できれば書評なんかを見ずに観てみるいいかも。まあ自分は書評サイトを見ておいたおかげで、わりとフカンした楽しみ方ができましたが。

パシフィック・リム

怪獣映画とロボットアニメが好きなら観ておくべき作品です。というか観て!(笑)
作品の根底というか、シーンの端々でそれが垣間見れますし、実際に「パイルダーオーン!」とか「ロケットパーンチ!」って叫びたくなるシーンもあります。

できれば日本語吹替版で観るのがおススメですね。
声優のキャスティングが「そうきたか!」って感じで構成されています。
とはいえ、ヒロイン役の林原めぐみさんはちょっと違うかなーと思いました。菊池凜子さんには声質があってなかったかなと。

ガッチャマン

いい作品を観た後にこれがくるとかなりがっかりしましたが、まあアニメ原作の映画化だしこんなもんかなという感じ。

なんというか世界征服されているわりに、のんきな世界観だなーというのが全体的な感想。導入部ではものすごく危機感をあおるような流れになってましたけど、なんだろう・・・地球規模の危機という感じが全くしないんですよね。この世界では日本は占領されているのかしてないのかはっきりしろ!と思いながら観てたし。

そういえば、ネットだと白鳥のジュンを演じる剛力彩芽さんに文句をいう人たちが目につきましたが、そんなの全然気になりません。むしろこのストーリー展開でよく役作りできましたね!といいたくなるぐらい。

ていうか(ああ、また文句になる・・・)、スーツのデザインと配色がカッコ悪すぎる。まあ原作では白鳥のジュンはピンクだったからそのままだと目が痛いと思いますけど、それにしても暗い画面だとコンドルのジョーとの違いが分かりづらかったです。また台詞でもスーツを「醜い」って言ってたけど、そういうのは言わせるなよとも思いました。

特にミニスカートじゃないところをまずツッコミたい。どこかの新聞記事で、剛力さんのお父さんが残念がっていたというのを見ましたけど、本当にそう思う。激しく同意ですよ!

あと、みみずくの竜の方言はもうちょっとネイティブじゃない方が良かったんじゃないかなと思いました。けっこう癖のある方言だったから、台詞の内容が耳にはいってこなかったので。

でもまあ、南部博士の岸谷五郎は雰囲気出ててよかったかな。

「スクールガールズ・コンプレックス」

写真集は以前から気になっていました。実際、手に取ったことがなかったけど、池袋という足を延ばして行けるところで上映していたのもあって、なんとなく観に行ってしまいました。声優の寿美菜子さんが先生役で出てるからってのもありましたがー。

出だしこそ写真集の空気感や情景を意識しているようでしたが、実際のお話としては、女子高生の百合百合な日常を楽しむのが良いんだろうなという感じでした。
女子同士の恋模様みたいなのがストレートな表現で描かれていたのがなんともむずがゆく。

これを観るのが映画館じゃなかったら、途中で恥ずかしくなって観れなくなるなと思いました。ラストのドミノ倒しのような告白シーンでは、それはもう卒倒しそうなぐらい心の中では身もだえてたし。

あ、イヤじゃないんですよ。でもなんだか気恥ずかしかったんです。はう。

「あかぼし」

この作品を知ったのは、声優の置鮎龍太郎さんのTwitterでのつぶやきがきっかけでした。

これは置鮎さんがアニメ「トリコ」で共演している、朴璐美(ぱくろみ)さんが主演されているからなんですが、そのつぶやきから「あかぼし」の公式サイトを見に行って、あらすじやテーマなどを見ていたら作品をとても観たくなってしまい、結局上映館を調べて観に行っていました。

難を言えば、オンライン予約できない映画館だったので、座席があるか不安だったぐらいですかね。
実際、小さな映画館で、席はほとんど埋まっていましたし。時間に余裕をもってチケットを購入しておいてよかったなと思いました。

感想としては「よかった」とか「合わなかった」とかはまったくなく、ただ「ツライ」という感想を思いました。
だからダメじゃないんです。観に行ったことは後悔していません。ただ「ツライ」だけ。

これはたぶん、観た自分とどこか重なる部分がこの作品にあったからだと思います。
でも泣けなかった。「悲しい」じゃないなにかがこの作品にはありました。