アニ×ワラ
芸人の天津 向さんプロデュースの「アニソン×お笑い」という奇跡の融合を目指したイベント「アニ×ワラ」が、新宿FACEで行われました。
たまたま「お笑いのライブを見てみたいなー」と思ってライブ情報を調べていたときにこのイベントのことを知り、是非見てみたいと思ったのがきっかけです。
出演者は以下の通り。
YOFFYさんはシークレットゲストでした。
- 天津 向
- 若井おさむ
- 桜 稲垣早希
- R藤本
- 劇団アニメ座の方々
- 天津木村
- いとうかなこ
- 内田彩
- 五條真由美
- 榊原ゆい
- 南里侑香
- 米倉千尋
- YOFFY(サイキックラバー)
- ムカサキ(天津 向&桜 稲垣早希のユニット)
開演前の注意のアナウンスは、アスカ(桜 稲垣早希さん)からでした。
「電源を切っておくか、携帯にロンギヌスの槍でも刺しておきなさい!」に大うけ。
開演するやいなや、天津木村さんが出てきて、「『詩吟とお笑い』のイベント『シギ×ワラ』へようこそ!」という話から、天津 向さんが出てきてツッコミを入れ、ツッコミに謝ったところで、アニ×ワラ詩吟といいながら、普通にエロ詩吟を披露するというところから始まりました。
出だしから飛ばしています。
本編はといいますと、「アニ×ワラ」開催を邪魔しようとする魔王が登場し、その魔王を倒すべく、天津 向さん、アスカ、アムロ(若井おさむさん)の3人で7つの玉(要はドラゴンボール風なわけですね)を探すことになったところから始まります。
その「玉」は美しい歌のところに現れるといわれていて、玉を持っているという歌い手の記憶は魔王によって奪われており、記憶を取り戻してもらうために試練を乗り越えつつ、3人は世界を奔走する・・・というストーリー仕立てになっていました。
なので、アーティストの方々の記憶を取り戻すやりとりがコント仕立てになっており、そこで漫才などのネタを披露され、結果アーティストの歌が聞けるという流れになっています。
以降のネタはこんな感じ・・・だったはず。
もうなんていうか、ほとんど元のアニメネタが分かるのもあって大笑いしてしまいました。
- 五條真由美(1つ目の玉)
- 榊原ゆい(2つ目の玉)
- カイジ(こりゃめでてーな 伊藤さん)とスラムダンクの安西先生(セブンbyセブン玉城さん)の「スラムカイジ」というコンビが登場。作品ネタの漫才を行う
- 榊原さんがエロ詩吟を吟じる(たしか「18歳になったら〜、エロゲーを買いに行く〜・・・あると思います!」だったはず)
- 詩吟のうまさに天津 向さんにドン引きされる
- 記憶を取り戻すため、天津 向さんと漫才をやることに
- 初めて漫才をやったように見えない(本人いわく関西人の血が騒いだらしい)
- 榊原さんの立ち位置がハイヒールさん風だと評される
- 漫才の合わせをやったのは当日1回のみ(そんな風には見えなかった)
- 漫才の練習のせいじゃないらしいけど、声帯荒れでやや声枯れされてました
- シークレット(YOFFY)(3つ目の玉)
- いとうかなこ(4つ目の玉)
- 内田彩(5つ目の玉)
- 南里侑香(6つ目の玉)
- 記憶を失っているが、笑わせることができれば戻ると聞いてネタを披露することに
- 空条承太郎(爆笑コメディアンズ半澤さん)と東方仗助(爆笑コメディアンズ半澤さん)が登場。オチがジョジョ立ちで締めるというショートコントを披露
- 矢吹丈(まつばら万吉夫さん)登場。スパーリングでぼこぼこにされて、オチは真っ白になって終わるというネタ
- バッファローマン(マリリンジョイさん)登場。タラちゃんとアナゴさんの人形劇からの「ハリケーンミキサー」で南里さんドン引き
- 南里さんが「あはははは・・・変な顔」と、天津 向さんの顔を見て笑う
- 最後に笑ったことで記憶を取り戻して歌へ・・・となる予定だったようだが、2組目で南里さんがもう笑っていた
- 米倉千尋(7つ目の玉)
- 魔王
- 集めた7つの玉をつかって決戦に・・・となるはずがあっさり負ける魔王
- 魔王の正体は、なんと相方の「天津木村さん」だった
- さみしかったのと便秘が原因で邪魔していたらしい・・・が不満を打ち明けて、あっさり和解
- エンディング
以下、イベント中に歌われた曲(セットリスト)。
うろ覚えの記憶とネットの情報(主にTwitterと公式ブログ)でできる限り書き出してみました。
違っていたらごめんなさい。
- ムカサキ
- Shooting for the future space
- 夢ノ花、咲ク
- 五條真由美
- 榊原ゆい
- にゃんだふる!
- そして僕は...
- 片翼のイカロス
- YOFFY
- Vanguard Fight
- 特捜戦隊デカレンジャー
- 侍戦隊シンケンジャー
- いとうかなこ
- あなたの選んだこの時を
- Hacking to the Gate
- スカイクラッドの観測者
- 内田彩
- まいまい戦記〜外伝〜
- ギリギリ最強あいまいみー!(天津 向とのコラボ)
- 南里侑香
- 輝跡 -kiseki-
- 雫 -shizuku-
- 閃光のPRISONER
- 米倉千尋
- WILL
- ぱんでみっく!!
- 嵐の中で輝いて
- 出演者全員
・・・書き出してみると、バリエーションが豊富というか、わりと知っている曲も多かったです。7人+αの出演で曲数もかなりありましたし。
そもそもはお笑い系のイベントだと思って観に行っていたので、最初はちょっとなめてかかっていましたが、コントに漫才にアニソンという、なんというかおなかいっぱいという感じでしたね。
数あるアーティストの中で印象的だったのはYOFFYさんでした。
ひとりだけアニメソングではなく特撮ソングも歌っていましたけど、盛り上がりはすごかったです。
特にパフォーマンスというか運動量がすごかった。ステージ両端まで使いきって歌い、さらに檀上を飛び出して客席の方まで走って行ったりと観ていて非常に楽しめましたし圧巻でした。
ステージのセンターでフリ付きで歌っているだけだと、この盛り上がりは出せなかったと思います。初見の客へのコールの入れ方の説明も含めて、ステージ慣れしているなと思いました。
そういえば、トリが「CHA-LA HEAD-CHA-LA」だったのは、イベントでのシナリオの主軸がドラゴンボールネタだったからだと思います。
というわけで、非常に楽しいイベントでした。次回の開催を切に願います。
このイベントのおかげで、普通のお笑いのライブも観に行きたくなりました。
・・・あ、そうそう。
最初はグッズを買うつもりはなかったんですが、終わり間際に天津 向さんが「グッズが壊滅的に売れていない」「売れ行きで次回の開催が・・・」というような話をされていたので、イベント終了後にTシャツとタオル買ってきました。
ムカサキの同人CDも欲しかったんですが、残念ながら売り切れていたので泣く泣くあきらめました。
次のイベントの時には買えるといいなあ。